地方の物価は安いって言うけど本当なの?田舎と都会の物価と過ごしやすさの違い

都会と田舎の過ごしやすさの違い

地方は給料と物価が安い。
都会は給料と物価が高い。

よく聞く言葉ですけどこれって本当なんでしょうか?
ずっと疑問に思っていました。
そんなわけないでしょって。

いろいろ調べてみたところある程度なぜそういわれるかがわかってきました。
その結果…?

地方は物価が安くて都会は物価が高いのか?

最低賃金というものがありますね。
人がその土地で働いた時の1時間当たりの一番安い値段です。

低い所では600円台。
東京は800円を超えて、年々上昇傾向です。

さらに、東京で働く人の平均給料と地方の方の平均給料だと東京の方が高いという事実もあるようです。

ここまでは分かるのですが、田舎は物価が安いから給料も少ないというのがどうも腑に落ちません。
本当に物価が安いのでしょうか?

事実として、都会も田舎も物価は変わらないという事がわかりました。
同じ商品はだいたい同じ値段で売られています。
それどころか都会に行けばいくほど薄利多売の売り方が出来るので都会の方が安くなる場合も多々あります。
それに、都会であれば自分で選ぶことも出来ますから安いものを選ぶとか高くてもいいものを選ぶという事も可能ですね。

しかし、現在ではインターネットを使ってアマゾンなどで買えばどこにいても同じ値段です。
まあ、地方と言っても僻地というような場所は送料が多くかかるかもしれませんが。
では、都会に比べて地方は物価が安いというのは間違った認識なのでしょうか?

それがそう簡単に言い切れないようです。

 

 

結局プラマイゼロ?都会と田舎の出費の違い。

都会と地方の物価の違いが議論されるときに必ず出る話。それが住宅費の話。
都会も地方も物価には大差がない。しかし住宅費は全然違うからやっぱり地方の方が物価が安いという話です。

確かに、東京都と地方都市と田舎を比べると歴然とした差がありました。

さらに、この物価を考える場合に世間は物価ではなく人生にかかるお金の事を言っているのだという事もわかってきました。

これも住宅の話ですが、地方は広い一軒家が買える値段で東京だとマンションの購入すら危ういという事もあります。
こういった現状から地方の方が都会より住宅費がかからないという事が言われてます。
物価はほとんど変わりませんが、住宅や土地に関しては都会と地方ではだいぶ差がありそうです。

反面、地方では車が必須で車には車両そのものの値段からさらに、燃料代税金メンテナンス費用なども掛かってきます。
この辺りで、実は都会とあまり差が無いという意見も多数見受けられました。

 

じゃあ、結局どうなるの?

こういった話を聞いていると、地方都市と言うのが一番バランスが取れていいのではないのかなと思います。
地方と一口に言っても、僻地の様な本当の田舎では物流の便も悪く、物価が高いという事もあります。
観光地なんかは大分他よりも価格設定が多めにされていますが、これは観光地以外の商店などでも言えることです。
さらに、店自体が少ないために選ぶ権利もなく仕方なくその高いものを買わざる負えない場合も多々あるようです。

反対に東京のような大都市では交通や消費に関しては自由度が高く便利ではありますが、住居環境を考えると地方と比べ高くて狭いところを選ばざるを得ないという面がマイナスポイントになります。
人混みも苦手な方が多いので、物価とは関係ありませんが余計なストレスを受けるという事はどこかで吐き出さなければいけないので余分な消費につながるとも言えるでしょう。

そこで、そのバランスのとれた地方都市などが一番バランスが取れているのではないかと思います。
都会にも行けて田舎にも行けるが普段はそれなり。

大都会も僻地の様な田舎も人にとっては暮らすのに快適と言えるかどうかわかりません。
ですので、快適な生活を求めるなら無難に地方都市を選ぶのが良いのではないでしょうか?

大都会というのは人が集まりますから人脈を築いたり、新しい情報を得るためには最適です。
なにか、目指すところが明確でその為に都会のそういった面を必要としている人はぜひ都会へ。
それ以外の方は、無難に地方都市で暮らすのが快適ではないかと思います。

反対に、田舎暮らしに関していも人との接点や安定した仕事や利便性が必要ないという方であればいいのかもしれません。

こう考えていくと都会だから物価が高いとか、地方だから物価が安いというのはあまり関係がないようですね。
必要なのは自分が求める性格の快適さの度合いやバランスで、その理想に沿って住む場所を決めたほうがよい生活を送れるようです。

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