消費税増税の理由を簡単にわかりやすく

ssyouhi

消費税を上げないといけない理由とは一体何?

表と裏の面から出来る限り簡単に説明します。

消費税を上げる理由(表)

財務省は

高齢者が今後増えていく為、その社会保障の増額が予想される為税収の増加が必要。
しかし、法人税や所得税の増税ではこれから就労人口が減っていく中、負担が働く世代に集中してしまう。
よって、高齢者を含めて全国民が負担する消費税を増税するのが望ましい。

といっています。

これが表向きの消費税増税の理由です。
さらに、

不景気時には法人税所得税の税収は下がるが、消費税の税収は下がらない。

とも言っています。
非常に残念です。

 

消費税を上げる理由の嘘と間違い

先ほど、

不景気時には法人税所得税は下がるが、消費税は下がらない。

とありました。
しかし、これは詭弁と言わざるおえません。

確かに、消費税は不景気でも対して変わりません。
ですが、全体の税収は下がっています。
消費税が5%に引き上げられた時には、消費税以外の税収が下がり結果的にマイナスになりました。
原因は消費が落ち込んだことで景気が悪くなったからです。

そもそも、社会保障費を賄うために税率を上げるというのも詭弁そのもので、増税と増収は別物です。
税収を増加させるために必要なことは景気を良くすることです。

実際、日本でも小泉政権時代は増税なしで財政再建しています。
おかしな話ですよね?消費税が8%に上る前はいたるところで消費増税がないと財政破綻すると言われていました。
しかし、実際は増税では増収にはならず、増税をしていない時に財政が良くなっている。

実は、おかしな話ではないんです。
財政再建に必要なのは増税では無くて、景気を回復させることなんです。

さらに、増税もまだ必要ではなく、今無駄になっている税金の使い道やバランスのとれていない税金のシステムを正すことが先にやることのようです。

こちらで、わかりやすい動画と一緒に説明しています。
⇒消費税増税は国民にも法人にもデメリットしか無い。中止ではなく先送り決定の意味って何?

 

では、なぜ国民を騙して消費税を増税することに躍起になっているのでしょうか?

 

消費税を上げる理由(裏)

消費税を上げると財務省が特をします。
財務省にとっては増収ではなく、増税こそが価値のある行動のようで評価の対象になるようです。

そのからくりは、
消費税が10%になると国民の負担が増えすぎる。
そうなると軽減税率の導入が必要となる。(軽減税率とは特定のモノやサービスに対して課税額を軽減すること。)

この軽減税率こそが財務省の狙いのようです。
この軽減税率という制度。企業にとっては「ぜひ!うちも軽減税制を!!」となること間違い無しの制度ですね。
しかし、軽減していいよっていうのは勿論財務省。

「軽減税率あんたのところも適用してもいいけど、こっちになんかメリットある?」

はい、これで高級官僚の天下り先の一丁あがりというわけです。

消費増税前にありもしないし根拠も説得力も薄い表向きの理由が大メディアでバンバン放送されていたのもこれで腑に落ちますよね。

学生さんとかがこの辺りの時事問題に答えるために一生懸命表の理由を調べたり覚えたりしているのが不憫でなりません。

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