ポジティブで行こう!は嘘!?前向きなだけでは無くネガティブも持つことが必要!!

ネガティブとポジティブのバランス

世の中にはポジティブで行こう!は嘘!?前向晴らしいという考え方の人がいます。
確かに、前向きに物事を考えることは悪いことではないのですが、
前向きなだけでは、成功することは難しいようです。

 

今回は、ポジティブとネガティブのバランスについての話をします。

ポジティブなだけではいけない?

前向きに生きる。
なんだか素晴らしい言葉ですが、前向きなだけでハッピーなのでしょうか?

確かに、ものすごい前向きな人はハッピーかもしれません。
しかし、それは当の本人だけで周りの人間はそうでもないということもあります。

物事を決定する場合には、ただただ前向きで考えればそれでO.K~!!というわけにも行きません。

ポジティブであることはいいことだと言う風潮があります。
ポジティブでいさえすればこの世のすべてがうまくいくというような風潮です。

しかし、ポジティブというのはそんな万能薬ではありません。
過剰摂取は反対に毒になることもあります。

ポジティブの反対はネガティブです。
ネガティブな考え方はいけないと言われることが多いですね。

確かに、常にネガティブな発言しかしない人が隣にいたら気が滅入るかもしれません。
しかし、それでも人間にはネガティブな考え方が備わっているということは、
何かしら、ネガティブにも価値があるということになるのではないでしょうか?

 

 

ネガティブとポジティブ

ポジティブというのは、

悪いことはなんにもないさ、どんどん進もう

という気持ちです。
ポジティブであるからこそ人は前に進むことが出来ます。
いわば、ポジティブというのは心のアクセルの役目を果たしています。

反対に、ネガティブというのは

ダメだよ、それはダメでだよ

という気持ちです。
ネガティブというのは、今目の前にあることを否定して避けようとします。
ネガティブというのは危機を察知する力であり、自分の身を守るための本能なんですね。
ネガティブは、ブレーキの役割を持っています。

人間もずっと昔には、野生動物とともに暮らしていました、
その中で、ネガティブな感情というものが警報の役割を果たして危機を脱出するために役立ってきたわけですね。
ネガティブな感性が一切欠如していたら人間はどんどんいろんな動物に食べられて絶滅してしまいます。

現在では、日常に生命の危機なんていうものはほとんどありません。
ですので、ポジティブだけでいいというような風潮すら出てきてしまいますが、
こんな時代であるからこそ、容リ高度なネガティブな考え方が必要になってきます。

 

これからのネガティブ

より高度なネガティブと言われても一体何のことだかわからないと思います。
現在では、野生の弱肉強食のようなわかりやすい危機というものはありません。

日本の都市で動物に襲われるということはほとんどないでしょう。
しかし、現在に危機が全くないというとそうでもありませんよね?

現在の危機は一見そうは見えないところに数多く潜んでいます。

簡単な例で言えば詐欺事件。
オレオレ詐欺のようなわかりやすいものもありますが、
安愚楽牧場のように信用できる企業だと思っていたらとんでもないところだったという例もあります。

もし、ポジティブ100%の人がこういった危機に出会っていたらどうなっていたことでしょうか?
彼らは、悪いことは一切考えずにどんどん詐欺にはまっていきます。

反対に、しっかりとネガティブな感情を詐欺の集団に対して抱けた人は、
今も何の被害も被らずに生活しているでしょう。

ネガティブな感情と言うと、まるで毒であるかのようにとらわれがちですが、
ネガティブと言うものは人が生きる上で必要なものです。
むしろ、ネガティブをどんどん磨き上げることでこの複雑な社会を生き延びることが出来ます。

とは言え、ネガティブばかりではブレーキばかり踏んでいるということになります。
そうなると一向に前に進みませんから、しっかりとアクセルを踏み込まなくてはいけません。

なにか新しいことを始めるときはポジティブ7:ネガティブ3の割合がいいと言われています。

どんどん行動をする中で、しっかりと危機を察知してブレーキを踏む。
これが大切な考え方なんですね。

ポジティブな感情でどんどん前に進む。
ネガティブな感情から目を背けずにしっかりと見据える。

この2つをバランスよく行うことが成功への近道になりそうです。

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