診断書の料金の相場は?風邪で値段と発行拒否が心配・・・
ただの風邪で診断書の発行を求めてくるブラック企業があります。
しかし、一般常識として風邪で診断書を頼むのってちょっと・・・
そうお悩みのあなたの気になる疑問にお答えします。
診断書の値段が気になる・・・
家族の誰かが長期の病や保険の適用が必要な病気になった方にとっては診断書と言うものは身近な存在かもしれませんね。
そもそも診断書と言うのはその方の病気や障害を公的に証明するものです。
ですので、私企業においても長期の休職になる従業員がいる場合などには提出を求めることがあります。
しかし、ブラック企業と言うのはその診断書の元々の意味なんか完全に無視して自分たちの都合しか考えず診断書を請求してきます。
近年では、風邪でバイトを休んだ学生さんにまで診断書を求めるところも存在します。
ただ、ここで思うのが
- 診断書っていくらくらいするの?
- 風邪なんかで診断書を貰うって変じゃない?
- 風邪で診断書を請求しても断られない?
という事。
実態は一体どのようになっているのでしょうか?
診断書の全国相場は?
診断書は一般的なものと公的なものがあり、公的なものは何万円もする高額なものですが今回は一般的なもののお話。
一般的な診断書とは、病院名と医師名と判子と症状が2行程度の簡素なものです。
診断書と言うのはその病院ごとに金額を決めていい事になっています。
ですので、高い所は高いし安い所は安いんですがこればっかりはもうどうしようもありません。
医者が勝手に決めていいんですからね。
しかし、ある程度の相場と言うものもあります。
産労総合研究所と言うところの調査では、
全国平均は4727円。
一番安い所は1000円。一番高い所は15750円となっています。
地方ごとの平均値は全国平均とあまり変わりがありません。
ですので、5000円前後なら当たりの病院。
1万円を超えたら外れの病院という事になります。
この価格差は先ほども言った通り、医者の裁量で決まります。
ですので値段が高くても低くても内容は一緒です。
一万円も出したんだからこれはきっといい診断書だわ!
みたいなことは無いのでぬか喜びしないようにしましょう。
同時に、診断書は病状に対して作られるわけではないので、簡単な病気だから安くなるという事もありません。
あくまで、作って貰う紙の値段ですのでどんな病でも値段は一律です。
風邪でも拒否されない?
医者は診断書を書くことを基本的に拒否できません。
診断書を拒否するには、明確な理由が必要です。
例えば、診断書が犯罪に使われる可能性がある場合
保険金詐欺や、その診断書が恐喝に使われそうな場合です。
これは、医師が判断して拒否することが出来ます。
もう一つは、その診断書により患者のデリケートな情報が流れてしまう場合。
これには、色々なケースがありますが風邪の診断書を貰う場合には関係のない話です。
実は、診断書を貰うのは意外と簡単です。
医者としても収入の足しになりますし、いつも書いている事なので何とも思わないでしょう。