地方移住支援や仕事斡旋について。田舎暮らしに資格?仕事が無い?

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地方移住をサポートしてくれる支援団体や仕事を斡旋してくれる業者も増えているようです。

さらに、田舎暮らしでの仕事確保のために役立つ資格を探している方も多いようですね。

私は、こういったものに頼る方は地方移住は諦めたほうがいいと思います。

性質的に田舎暮らしに向いていないと思います。

 

地方移住支援や田舎暮らしの為の職業斡旋をしてくれる業者が人気みたい

地方移住者を受け入れる為に条件のいい物件を紹介したり、移住者には特別な手当てを出す自治体なんかもあるようですね。

田舎暮らしに踏み出すための良い後押しになるのではないでしょうか?

 

 

しかし、ここであえて言わせてもらうのですがそういったものに頼り切ってしまう人は田舎暮らしに失敗する確率が高いのでやめたほうがいいと思います。

 

 

地方移住のサポートとして物件の紹介をしているところがありますね。

少し見て見たのですが家賃3万で畑付きの一軒家に住めるというような物件が多数ありました。

 

以前に地方移住の特集をTV番組で見たのですがその時は人気のある移住地として山梨県の北杜市と言うところが紹介されていました。

番組では若者も多く移住している人気のスポットだという事と素敵な物件が安く売られているという事しか言いませんでしたが、移住者の方でうまくいっている方のインタビューを見て見ると大変なことも多いようでした。

 

こちらの方こちらの方は地域が気に入って移住して起業が上手くいった方ですね。

この方たちの話が今回私が言いたいことに繋がっています。

 

なぜ、こんなにも移住に積極的な支援がされるのか?それはあなたの田舎暮らしを応援する為だけではありません。

一部の地方で移住者の支援が盛んに行われていますね。

 

この記事で書いたような移住の失敗をしないためにも支援の厚い地域への移住は移住者にとってメリットであると言えます。

しかし、勘違いしないほうがいいのは地方が支援をする目的は移住者が幸せな生活を送るため。ではない事。

 

もちろん、移住者がその支援を受けて幸せな田舎暮らしを送ることは出来るでしょう。

でも、地方が支援する目的は移住者を幸せにするためではありません。

 

この二つの違いについて説明します。

ここが大事なのですが地方が支援をする理由は、人に集まってほしいからです。

人が集まれば過疎化して有効に使えていないもの(子供のいない学校や、余っている畑、住宅などの不動産)をより有効に使える為です。

その為に、住んでくれる人が必要なわけですね。

 

つまり、地方に得することがあるから地方としてはどんどん人に集まってほしい。

その為の宣伝材料であり、エサでもあるのが支援です。

 

ですので、支援があるからそれに頼って移住するというのは危険な考え方なんです。

 

 

この支援と言うのは裏を返せば地域を活性化させるための人柱になってくださいという事になります。

言い方は悪いかもしれませんがそういうことですよね?

 

移住が成功して地域活性化をさせるためにはまず、初めの移住者が必要です。

アメリカの出来立ての頃の感覚に近いと思います。

フロンティアスピリッツですよね。

まあ、開拓するのではなく再建すると行った方がより近いとは思いますがそんな感じのイメージです。

この事を理解していないで支援があるからとか理想の生活が手に入ったとか浮かれていると現実とのギャップに打ちのめされ移住に失敗したと感じるようになります。

仕事に関しても然りです。

 

関連記事
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地方移住の為の仕事斡旋、資格を取れば田舎暮らしは安泰と思っている方へ

支援もそうですが地方移住のための仕事斡旋も盛んですね。

資格を取れば地方暮らしも安心だと思っている方もいるようです。

 

その考え方は先ほどの支援があるから安心。と考える方と同じような落とし穴にはまります。

 

まず、仕事があれば安心と言うような考え方の人が田舎に行くと危険な理由ですが、それは保証を求めているからですね。

資格があれば安心と言うのも同じです。

 

田舎には田舎ならではの資格があります。

森林観察指導員や森林インストラクターと言うものもあるようですね。

こういう資格を取れば安泰だと思って取る方もいるでしょうが、そんな考えなら都会に居たほうが幸せだと思います。

 

そもそも資格と言うのは人の作ったルールです。

資格は専門知識を勉強して習得するという時間や経済的なリスクを冒して得た保障だと言い換えていいでしょう。

 

こういったものに安心を求める人が自然だらけの田舎に住んでも失敗するだけです。

都会に居ましょう。

 

もし、資格を取ったとしても人気の資格。つまり収入につながり需要のある資格は競争も激しいです。

逆に簡単な資格は仕事の口があるかも怪しいです。

 

都会と言うのは人の作ったルールが幅を利かせやすので資格も十分武器になりますが(まあ、最近は弁護士資格を取っても仕事が無いような状況ですが)、田舎となるとそうもいきません。

さっきも言ったように資格と言うのは人の作った保障です。

 

その保障に縋りたいのに人のいない田舎に行ってはいけません。

そのような考え方を依存マインドと言うのですが、依存マインドの強い人ほど人の多い場所にいたほうが良いです。

何か問題が起きても、誰かに助けてもらえる確率がありますから。

 

これは、先ほどの支援の時の話とも繋がります。

田舎では、自分の力で何とかする力が必要です。

その覚悟が無いのに田舎暮らしを始めると失敗する可能性が高くなります。

 

 

最後に…

今回の記事はかなりきつい言い方の多い記事になりました。

ただ、このような事を誰も言っていなかったし誰かが言う必要があると思いましたので…

 

今回言いたかったことをまとめますと

都会はいろいろ大変だし窮屈だけど生活は保障されやすい。

田舎は景色や環境は良いけど、その分守ってくれていた都会のルールは通用しない。

と言う話でした。

 

支援や仕事斡旋はそれだけで移住者の生活を保障するものではありません。

ですので、そういったものがあるから安心だと思って移住を決断することは大変危険です。

 

しかし、支援も仕事斡旋も決して悪いものではないのでうまく利用してほしいのです。

 

あと、1つ移住に成功した人の特徴を見て思ったのですがそれは、

その土地が好きでそこで生活するための努力をした。

という事です。

 

田舎暮らしは楽園ではありません。

ですが、しっかりとした心構えを持って楽園に変える努力をすれば本当の楽園にもなりうるのでその点を踏まえて幸せな移住をしてほしいですね。

 

 

って、結局都会も田舎も大変なことに変わりないんですね。

あとは、どっちが自分に合っているか、どっちの方が自分は頑張れるかと言う違いだけの様です。

 

ただ、老後の移住にはお気お付けを…

⇒地方移住でうまくいくのは若者だけ?老後の田舎暮らしの失敗談がガチでヤバい!!

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こちらの記事もご覧頂くとより脱社畜までの距離が縮まります。

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