クラウドファンディング世界の市場規模と日本の市場規模が違いすぎる…
クラウドファンディングが日本でも注目されていますが、
世界と比べるとまだまだその認知度は低いみたいですね。
今回はクラウドファンディングの日本と世界の違いを比べてみました。
世界はすごかった!!
クラウドファンディングが世界的に流行していますね。
日本をはじめアジアの各地でクラウドファンディングが乱立しています。
クラウドファンディングは2006年頃に黎明期を迎え、年々その市場規模を広げてきました。
2013年には全世界で5000億の経済規模になりましたね。
日本国内でも東日本大震災後に寄付というのがいわばブームになりました。
その煽りを受けて国内のクラウドファンディング市場が芽吹きましたが、世界と比べるとまだまだその規模は小さいものです。
アメリカが現在市場規模の約半数を占めており、ついでイギリスが大きな市場規模を誇っています。
投資型のクラウドファンディングはイギリスが初めですね。クラウドファンディングにはい3つのタイプがありますが、今一番利益を上げているのはこの投資型のビジネスモデルになります。
2013年に発表された数字ではアメリカが約2600億円。
イギリスが1700億円。対して日本の市場規模は100億円となっています。
なぜここまでの違いが出てきたのでしょうか?
要因としては、投資型のクラウドファンディングは優秀なところが海外に集中しているということも言えますが、
それ以外にも、日本と欧米の文化の違いというものもあります。
特に、アメリカに関しては一般市民が投資に積極的でさらに、寄付についても大富豪が盛んに行っています。
大して日本は、不景気ということもありますが、それ以上に投資や寄付という概念が薄いということが市場規模がそこまで大きくならない原因と言えます。
とは言え、日本国内ではクラウドファンディングは流行らないのか?
ということになるとそうでもないようです。
⇒クラウドファンディングの問題点は?メリットとデメリットを考えよう
日本国内のクラウドファウンディング事情
こちらが、日本国内のクラウドファウンディングの集めた資金を表すグラフです。
引用元:URL
これは日本の主要クラウドファウンディングの累計の支援額です。
単月ベースのグラフもありますが、どんどん市場規模が大きくなっていますね。
しかし、日本国内ではそもそも人口の分母が小さいと言う事と先ほど言ったようにあまり投資や寄付に関心がない層が多いということが言えます。
特に、日本で資産を持っている層は高齢者です。
対してクラウドファンディングはインターネットやSNSを利用して出資者を募るというスタイルですからあまり莫大な資金を集めることは出来ないかもしれませんね。
これからは、日本のクラウドファウンディングは大手の購入型がどんどん大きくなって、それ以外では購入型と寄付型のニッチなところが幾つかできて、
投資系はどんどん乱立して何か問題が大きくなって大手優良企業だけが生き残る感じですかね?
国内のクラウドファンディングで海外と提携する動きが出てきていますので、
大手は海外と共同で運営という形になりそうです。
日本独自のアニメや漫画なんかは海外からの出資を募ったほうがいいかもしれませんね。
遂に、アニメーターが陽の目を見る日が来るかもしれません。
こちらの記事もご覧頂くとより脱社畜までの距離が縮まります。
タグ:クラウドファンディング, 世界, 市場規模, 日本