将来が不安な大学生急増中!原因はお金?就職?立派な社会人像が与える強迫観念

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将来が不安だという大学生が増えているようですね。
その要因にはいくつかの特徴があるようです。

現代の大学生は一体どのような時に不安を感じるのでしょうか?

また、不安は一体どうしたら拭い去ることが出来るのでしょうか?
不安の本質がどこにあるのか?それを知ることで将来の不安を軽減できるかもしれません。

大学生も将来が不安!原因は一体何?

人生に不安は付き物。
そう思って諦めていませんか?
しかし、世の中には将来に不安など感じずに生きている人々も居ることも事実。

ではなぜ、私たちは将来に不安を感じるのでしょうか?

大学生の抱える将来への不安を読み解くことでそのヒントが見えてきそうです。

マイナビスチューデントの調査で現代の大学生がどんな時に将来に不安を感じるかがわかりました。

Q. どんなとき、将来に不安を感じますか?
1位 だらしない自分と向き合ったとき 30.5%
2位 よくないニュースを見たとき 18.0%
3位 同世代のすごさを目の当たりにしたとき 15.3%
4位 内定先の経営状況が悪化していることを聞いたとき 9.4%
5位 恋人がしばらくできないとき 7.3%
学生561名

引用:http://student.mynavi.jp/freshers/senpai/gap/2011/03/3_2.html

大学生が将来に不安を感じるときの第一位は意外にも。だらしない自分と向き合った時。
と言う結果になりました。

 

 

一番は自分自身と理想の社会人とのギャップ

第1位はだらしない自分と向き合った時

これは、
これから社会人になるのに自分には生活感が無い。
対人のコミュニケーションがうまくいかない。
自分の未熟さを見て将来うまくやっていけるか不安。
将来設計が全然できていない自分が情けない。

と言った、一見さまざまに見えますが自分と言う生の人間と理想像として捉える社会や社会人とのギャップに悩まされているという事が共通点と言えます。

第3位の同世代の凄さを間の当たりにした時、と言うのも1位と同じ種類の悩みと言えます。

結論は最後にしますが、この二つの不安は自分が万能でなければいけないと考えていることに問題がありそうです。
特に、同世代の活躍している人と言うのは輝いて見えます
自分には無いものを持っている。そう感じますし、事実自分には持っていないものを持っているでしょう。
しかし、それについて不安に思うのはナンセンス。人にはそれぞれ長所短所があります。
他人の長所を羨ましいと思ってしまうと、自分には出来ないのにこの人は出来ると感じます。
これは、隣の芝は青く見えるという事で、別にそれを見て自分が不安になる必要はありません。

もちろん、その他人の輝く姿をみて

「よし!自分も自分の長所を努力して伸ばしてあんな風に輝いて見せる!」

と言った風に、自分にとってプラスに変換できるのであれば是非、そういった力を糧に成長してください。
しかし、他人の長所好調な時を今の自分と比較して落ち込むのはよくありません

 

不安の共通点

2位と4位と5位の悩みには共通点がありますね。

5位だけは恋愛を対象にしていますが、自分の中で起こっている反応は同じです。
確かに、自分の就職先の悪い噂や世間の暗いニュースは不安になるかもしれません。

しかし、これらの悩みには自分自身の中に受動的であるという罠が潜んでいます。
世間に対して無力であろうとする自分がいるんですね。
恋愛に対しても同じことが言えます。

これは、日本の学校教育が日本の企業にとって優秀な人材を育成するために行った事の弊害でもありますが、

とにかく言われたことをしっかりやれば評価される。

と言う考えを日本の学生は知らないうちに刷り込まれています。
その考えだと、指示を出す立場の企業や社会システムが崩壊したら、何もできなくなります。
悪い言葉で言えばそれが指示待ち人間という事にもなります。

恋愛に関しても同じことが言えて、誰かに引っ張って貰ったり誰かがアプローチしてくれるのを待っているのではないでしょうか?

ここにも不安を軽減するためのヒントが隠されています。

 

 

大学生の不安から読み解く、不安の本質と解決法

大学生の不安から問題の本質が浮かび上がってきました。
それは、

社会という幻想と自分を重ねあわせようとして自己嫌悪に陥り、戦うすべを知らないために何も悪いことが起こらないようにと願うだけのか弱き者。

これこそが不安を抱える大学生や社会人にも共通した本質であると思います。

つまり、本当の自分だったり自分の行く道がわかっていないから周りに合わせて自分も人並みになろうとする。
しかし、その理想と現実のギャップが見えて不安になる。

これが1位と3位の不安を持つ人が陥る造られた不安の中身です。
解決法は1つ。しっかりと自分の行く道を見据えてそのゴール地点に向かって毎日少しづつでも進む
そうすれば、周りに流されることも無くなりますし、自分の中に確固たる価値観が生まれます。
その価値観こそあなたの武器になり、あなたと言う人間を周りに示す勲章にもなります。

進むべき道とゴールは何も特定の職業や偉大な夢でなくてもいいのです。
こんな人間になりたいとか、こんな事に夢中になりたいとかそういうもので良いんです。

それが、他人からすれば笑われるかもしれない。とあなたが思う事でも良いんです。
行くのはあなた。手に入れるのもあなたです。
ですので気にせず、その行先を具体的にしてその道筋も具体的に描いて今から歩き始めてください。
そうすれば、以前より周りが気にならなくなって他人を見て自己嫌悪に陥ることも無くなります。

 

2位と4位と5位の問題は、

他人の作ったシステムに依存しようとする教育と言う名のもとに刷り込まれた意識がなせる業です。
自分一人では生きていけないと思い込まされているので、企業に就職したて安定した環境に身をゆだねないと不安だと思うようになります。
決定権を自分から放棄していると言えます。

確かに、決定権を放棄するというのは楽な面も多いです。
これは日常のあらゆる面でも言えます。
例えば、

自分で考えて毎日料理を作る
毎日、誰かが用意してくれる食事を食べる

この二つはどちらが楽でしょうか?

後者の方が楽だと思います。
しかし、その環境が永遠に続くとは限りません
もし、突然料理が出てこなくなったら?
まあ、料理は簡単ですから自分でも出来ますが、現実の世界では料理の代わりにお金を作らなくてはいけません。
そうなったらどうしますか?
普通の人は他の企業に再就職するよう教育されています。

しかし、それではまたもとの不安に怯えることになりますよね?
また、急に料理が出てこなくなったらどうしよう?

これでは一生不安は消えません。
ですが、先ほどの前者の場合。つまり、自分で料理を作ったらどうでしょうか?

毎日、自分で料理を作るのは大変ですが自分の好きなものを作ったり自分なりにアレンジしたりと受け身でただ待っている時よりいろんな楽しみが出来ます。
現実も同じで自分の力でやるというのは大変な事ですが、その分やりがいや楽しみもあります。

それに、いざと言う時にも自分の力で解決できます
この自分の力で解決できるというのが重要で、これが不安を消すための必要項目です。

現代日本では誰かに自分の人生をゆだねるという事が日常的に行われています。
しかし、その自分の人生を委ねる先(起業や日本政府、日本の社会福祉制度など)をあなたは本気で信頼していますか?
これこそが不安の正体で、この不安を消すためには自分自身が生き抜く術を身につける必要があります。

私は、このブログを通してそういった将来が不安で何とかしたい人を助ける手助けを行っています。
もし、この記事を読んで学校教育による弊害に気付いて罠から抜け出したいと思った方がいれば、是非私のところに来てください。
今のうちから実力をつけて自分で良く抜く術を身につけましょう!

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